日暮里駅のすぐ近くにたたずむ、レトロなパン屋さんです。レトロ風ではなく、本当のレトロです！
人でにぎわう谷中銀座からもすぐの場所ですが、この辺りはとても静かでゆったりした雰囲気です。
パンだけでなく、サンドイッチ、ケーキや焼き菓子も置いています。
どうやらシベリアとたまごパンがおすすめなようです。
なので、シベリアとたまごパン、そしてなんだか懐かしい雰囲気のコロッケパンを買いました。
左⋯たまごパン 270円
真ん中⋯コロッケパン 250円
右⋯シベリア 175円
たまごパンは、硬いパンと柔らかいクッキーの間くらいの食感でした。甘くておいしいです。子どもも喜んで食べていました。
コロッケパンは、ソースしみしみでお腹にたまるボリュームです。コッペパンはやわらかく、昔の学校給食のパンみたいな感じでした。
そして、シベリアですが、中の羊羹は水羊羹で甘さ控えめです。カステラは卵の味、特に卵白の味が強く、台湾カステラみたいな味でした。冷蔵庫で冷やして食べましたが、本当にスッと入ってくる素朴な甘みで、軽く食べられます。個人的には冷やしたら美味しいと思います。
どれもなんだか懐かしい感じで、ありがたいような気分になりました。
なお、お店の情報を検索していたら、「全日本丸十パン商工業協同組合」という組合に加盟されているお店ということがわかりました。「全日本丸十パン商工業協同組合」とは、日本で初めてイーストによる製パン法を開発した田辺玄平氏（丸十ベーカリーの創始者）のお弟子さんたちのお店の組合だそうです。
こうした組合があるのは知りませんでしたが、大変興味深く感じました！
興味のある方は下記リンクを見て下さい。
日本の製パンの歴史や、丸十パン商工業協同組合の沿革がマンガも交えて学べます。
【お店の情報】
荒川区西日暮里3-2-3
